英彦山:北岳(1192m)〜中岳(約1190m)〜南岳(1199.6m) 福岡県


中岳からの眺め


中岳の北西尾根から見る陣屋ダムと左奥は福智山

経路概念図 クリックで拡大



中岳山頂


2013年5月31日

 緑が濃くなった豊前坊から急坂を登る。道沿いにはミソサザイの澄みきった声が響き、アオゲラの姿も。この時期に毎年聞こえるアカショウビンの声はないものの、カッコウやツツドリの声はあちらこちらから聞こえてくる。
 オオヤマレンゲは苞が緩み始めて白い花弁が少し見え、尾根に出ると吹き渡る風はさわやかである。
 この日は空気が澄み、中岳からは久住連山や阿蘇山、それに99km離れた雲仙の平成新山まで見える。
 このところ、大気の汚染や濁りは深刻である。周辺諸国を含めた人々の努力で大気が澄めば、このような素晴らしい展望が得られることに思いを巡らせながら南岳を往復。その後、中岳から北西尾根を下る。
 途中に立つブナは四方に枝を広げて姿が良く、英彦山を代表する大木であろう。踏み跡はほぼ明瞭でルートを探す所もなく、順調に下って野鳥観察路に出会う。ここは十字路で、直進すればキャンプ場である。十字路を右へ下り、スキー場の横を通って豊前坊に戻った。
 

北岳山頂


北岳から見る中岳


ブナの大木


ドウダンツツジ








クモキリソウ





ニシキウツギ


コミヤマスミレ

 
タツナミソウ

 
マムシグサ


オノマンネングサ 


フタリシズカ

 
 
ハンショウヅル


ユキノシタ

 

キュウリグサ

 

タニギキョウ

 

下山後に立ち寄った参道沿いのオオヤマレンゲ
花は見頃で、蕾も見える


 
 
ホオジロ



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