市房山 (1720.8m)  宮崎県


山頂からの眺め 右下の集落熊本県水上村湯山


山頂から見る脊梁の山並み 矢印は主峰の国見岳

経路概念図 クリックで拡大




2013年4月22日

 車で、西米良村の村所から国道265号へ。トンネルを過ぎ、国道から西へ分岐する上米良橋を渡る。橋を渡った所に車を停め、地図で林道への分岐点を探す。分岐点探しに手間取っていると、地元の人が対岸の国道から手を振りながら走ってきて、親切に林道への分岐点を教えて下さった。そして「6合目まで車で行けますよ」と、ありがたい助言。

 林道へは、上米良橋を渡った所で左折。数十m先から右へ分岐する林道、上米良大平線に入る。林道は舗装され、やがて大きな駐車場に着く。車は一般的にここへ駐車するそうである。しかし、今回は先ほど教えてもらった6合目の先まで車で進んでみる。
 林道が最も高くなった所から、右へ分岐する支線に入る。分岐点に道標はないが、写真のプレートがある。支線は整備されたばかりで、登山道を縫うように続く。 車は小屋の前まで進むことができ、そこにはチェーンが架けられている。
 チェーンのところでUターンして支線の脇に駐車したが、帰りに駐車スペースを探してみたところ、今回の駐車地点から100mほど手前に数台は駐車可能なスペースがあった。駐車は作業車などへの支障がないように、帰りに見つけた車スペースに停めるべきであったと反省。

 駐車地点の先にある小屋のことを村役場に尋ねたところ、この小屋は山小屋と作業小屋を兼ねたものであるが、現在は使われていないそうである。
 小屋の前から登山道に入る。登山道は良く保全され、開き始めたミツバツツジを見て順調に登る。
 山頂に近くなるとブナの古木が現れ、アケボノツツジも続く。アケボノツツジは蕾が大きく膨らんだところで、開花は今月末頃になりそうである。

 山頂は見晴らしが良く、脊梁の山並みや霧島の山影が見える。山頂でひと休みした後往路を引き返した。


山頂


地図のB、林道の分岐にあるプレート


アブラチャン


大きく膨らんだアケボノツツジの蕾


国道265号から見る市房山


ブナの古木

 
アセビ

  ミツバツツジ


林道に咲く山桜


タチツボスミレ

 
ツボスミレ



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