枡形山(1085m)〜八原岳(1149.8m) 熊本県


@ 登山口



A 良く整備された登山道を登る



B 地図のB地点 枡形山山頂と岩戸への分岐



C 枡形山山頂



D 枡形山山頂から見る頭地の新しい集落と川辺川



E 枡形山からの眺め 遠くに霞む霧島連山



F 地図のE地点、尾根への取りつきに立つ道標



G E地点からしばらく続く尾根道の自然林


H 八原山山頂


 
経路概念図 クリックで拡大



2013年3月22日

 朝早く、野鳥観察の師匠さんを撮影場所へ案内し、その足で五木村の登山口へ。
 登山口は、道の駅の南側に沿う車道の終点にある。車道の終点付近は一車線で、終点には車のUターン場所と思われる小さなスペースがある。
 
 登山口には写真の道標があり、整備された登山道が続く。自然林の急坂を登り、岩戸への分岐を過ぎると傾斜は緩み、尾根幅が広くなる。この辺りから踏み跡は薄くなるが、ルートを示す古いロープがしばらく続く。

 ルートは尾根に沿っており、薄い踏み跡や目印を確認しながら進む。伸び始めたヤマシャクヤクを見ながら登り、鹿よけネットに出会うと一時的に視界が開けて、五家荘の小金峰が遠くに見える。
 鹿よけネットに沿うように登ると、山頂の手前でテレビの大きなアンテナに出会う。枡形山の頂はそのすぐ先である。
 頂は展望に優れ、頭地に新しく作られた住宅地や川辺川の流れが見える。そして遠くには、市房山や霧島の山並みも見える。

 枡形山から八原岳へ向かう。東へ延びる尾根に沿い、アンテナ管理の明瞭な山道を東へ進む。D地点で林道の終点近くに出る。そこからE地点までは、真新しい轍もある林道を歩く。

 E地点で林道と別れ、尾根道に入る。自然林の中を進み、スギ林になると踏み跡は極めて薄くなる。ルートは尾根に沿っており、間隔は遠いながらも目印は続く。
 八原岳の山頂は、スギ林の中で展望は得られない。山頂からは南方向へ目印のテープあり、先ほどの林道への通じているようだ。

 山頂でひと息入れて往路を引き返す。当初の計画では、往路で通過した分岐点Bから「岩戸」も訪ねる予定であったが、雨が降り出したために中止して登山口へ戻った。

 このルートは、枡形山の8合目辺りからヤマシャクヤクが現れ、八原岳まで続く。次の機会には、ヤマシャクヤクが咲く頃に訪ねたいと思っている。
  

五木の子守唄にも歌われているツバキ


初々しい若葉


ナツトウダイ


良い香りのオニシバリ


大きくなっているヤマシャクヤクのつぼみ


キブシ


アブラチャン


ホソバナコバイモ


登山口へ向かう車道沿いにある阿蘇神社と
満開の枝垂れ桜




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