明星山(362.5m) 福岡県

経路概念図 クリックで拡大


山頂


2013年2月17日

 この日は、昨日から続くGPSとカシミール3Dの勉強会。参加者の半分は佐賀県の山へ。残る私たちは、皆さんそれぞれにPCを立ち上げ、昨夜からの続きを開始。この勉強会用に作ったたテキストにそい、各自の課題ごとにPCの操作手順を学習し、その結果を互いに教え合う方式で進む。
 室内での勉強会は順調に進み、事前に準備をしていた明星山のGPS軌跡を各自のGPSに転送して現地演習へ。
 転送したGPS画面の軌跡を見ながら、進行方向や次々に現れる分岐点などを確認して進む。植物に詳しい参加者からは、点在する花の痕跡なども教えてもらって山頂へ。
 山頂からの遠景は霞んでいるものの、PCで作った山頂からの展望図を見ながら山の名前を確認して周回路を下り、野外での演習を終えた。
 そのあと室内に戻り、今歩いた軌跡を地図に描き、経路の断面図も作って二日間に渡る勉強会を終了。参加をされた皆さん、お疲れさまでした。

 道迷いを防ぐには、紙地図と磁石の携行が基本であると思っている。私たちは、GPSを使い始めて10年を過ぎた。緯線経線に緯度経度の数値を書き込んだ紙地図と磁石、それにGPSを携行することによって、現在位置が分からなくなったり、進行方向を見失うことはなくなった。
 紙地図をあまり読まずにGPSに頼りすぎると、私たちの経験からも読図力は低下する。これから先も、紙地図が基本であることを忘れることなく山に臨みたい。

ホトケノザ


登山道沿いで見た2〜3分咲きのウメ



Back