英彦山:四王寺の滝・中岳(約1190m)・南岳(1199.6m)  福岡県



落葉が進んだ中岳


2012年11月8日

 一面に凍る滝をこの冬も見たいと思い、四王寺の滝へ事前調査に出かけてみた。
 鬼杉へ通じる登山道を進み、衣ヶ池のすぐ手前にある分岐から左折する。

 スギ林から自然林になると、踏み跡は落ち葉に隠れて分かりづらくなり、目印や岩に残るアイゼンの痕跡などを確認しながら進む。

 四王寺の滝に近づいたところで、土石流の跡に出会う。ここで目印は途切れ、四王寺の滝へのルートを見失なった。あたりを見渡すがルートを示す痕跡を見つけることができずに、土石流の中を進んでみる。前方に滝らしい岩壁が見え、近づいてみると別の滝。

 現在位置を地図で確認すると、四王寺の滝からひとつ西の谷。ここは基本どおりに、目印があるところまで引き返す。
 改めてルートを探すと、土石流の外側に目印を見つけてそれを辿るり、ほどなく目的の四王寺の滝に着いた。

 土石流の跡は急傾斜で落石の危険性が高く、土石流をう回するルートの設定が望まれる。なお、う回路を設定する場合は僅かな距離であり、ロープを張るか道標や目印をつけるだけで済みそうである。

経路概念図 クリックで拡大





四王寺の滝



登山道から見る奉幣殿



南岳山頂



四王寺の滝西側の土石流
傾斜は写真で見るよりかなり急で
落石の危険性が高い
長さ60m幅15mほど



南岳の三角点


   



  ケヤキ 
 
    
 土石流のそばで見たケヤキの大木
 環境省が設定している巨木の定義に該当するかも
巨木の定義
 「地上から130cmの位置で幹周(幹の円周)が300cm以上の樹木」




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