烏帽子岳(1691.7m)〜五勇山(1662m)〜小国見岳(1708m)〜国見岳(1738.8m)  熊本県

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国見岳山頂


国見岳山頂からの眺め 霧立ち越方面




烏帽子岳登山口





烏帽子岳登山口の道標





烏帽子岳山頂





カエデの彩り




朝の光




苔を宿すブナの大木



五勇山山頂





小国見岳山頂




下山口の国見岳新登山口





左写真の丸印 国見岳新登山口の道標



2012年10月21日

 樅木林道の五勇谷橋手前にゲートがある。烏帽子岳登山口はゲートの手前100mほどのところで、「泉・五家荘登山道整備プロジェクト」の皆さんによって今年9月に立てられた写真の道標がある。

 登山口近くの空きスペースに駐車して、烏帽子岳へ向かう。スギ林をジグザグに登ると、伐採跡地に出る。
 伐採された樹木は重機で搬出され、その跡は幾重もの大きなテラス状になって登山道は寸断され、ルートが分からなくなっていた。この伐採跡は道迷いを防ぐために、今年の春、道標や目印をつけたところである。伐採跡地の踏み跡はかなり安定してきているが、それでも細心の注意が必要である。

 伐採跡地を過ぎれば、ルートは明瞭になる。標高1300mあたりから色づいた木が見え始め、烏帽子岳の山頂からは白鳥山や上福根山など、脊梁の山々がよく見える。

 烏帽子岳の山頂でひと息入れ、五勇山を経て国見岳へ向かう。稜線一帯の紅葉を期待していたが、木々は既に葉を落とし始めている。
 今年は色づく前に落葉が始まったようで、9月から10月にかけての小雨が影響したのであろう。やや気落ちしながらも、点在する紅葉をカメラに収めて国見岳の山頂へ。

 国見岳からの展望は素晴らしく、北には阿蘇や祖母の山並が、そして東には向坂山から扇山に至る「霧立ち越」の稜線がくっきりみえる。

 山頂でひと休みして下山にかかる。シャクナゲの群落の中を通り、ブナやミズナラなどの大木を見ながら長い尾根を下る。右へ分岐する旧登山口への道を分けてさらに下ると、昨年の夏に閉鎖された登山道との分岐点に着く。この分岐点からは尾根を直進する新しい登山道を下り、林道に出て出発地点に戻った。

ジンジソウ


国見岳山頂近くのシカよけネット



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