樅木富士(1241m)〜ウードヤ山(1355.7m)〜五家宮岳南峰(約1530m)〜五家宮岳(1538m)〜南平家山(1510.2m) 熊本県

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ウードヤ山登山口 丸印は右の道標


この日、登山口に取り付けた道標




樅木富士山頂





ウードヤ山山頂




五家宮岳南峰山頂




五家宮岳山頂




南平家山山頂


2012年10月6日

 この日は、熊本県の八山会からお誘いを受けての参加である。車を2台使用し、1台は下山ルートの林道、地図のDに置き、もう1台で登山口へ向かう。

 登山口は、樅木にある泉第八小学校のそば。車3〜4台の駐車スペースが整備され、取り付きやすくなった。この登山口には、近い内に正式な道標が立てられる予定であるが、それまでの補いに写真の簡易な道標を取り付けて登山開始。

 登山口から杣道を辿り、地図のAから分岐する山道に入る。人工林から自然林になり、急坂を登ると樅木富士に着く。樅木富士は、樅木集落から美しい三角錐に見える山である。ここにも山頂標識を取り付けて、ウードヤ山へ向かう。
 ちなみに、ウードヤ山のウーとは「大きい」ドヤとは「ぬた場」のことである。

 踏み跡が薄いところには目印を補い、要所には道標を取り付けながら登ってウードヤ山に到着。この頂きは、テレビのアンテナが立っていたところで見晴らしが良く、上福根山から茶臼山にかけての稜線が良く見え、遠くには仰烏帽子山や白髪岳の山影も見える。

 ウードヤ山から地図Cまでの300mは、先月の登山道整備では時間切れのために伐り残したところで、スズタケのヤブが続く。このため、少し進んだ地図のBからすぐ下を通る作業道に一旦出て、Dから整備済みの登山道に登り上がる。

 整備された登山道を快調に進み、五家宮岳の南峰に到着。ここにも山頂標識を取り付け、一旦下って登り返すと五家宮岳の山頂である。山頂には新しい三角点が埋設され、その周辺は測量のために大木が伐られて広場状に。

 五家宮岳から南平家山へ向かう。帰りに下る方向には二つの分岐があり、いずれにも小さな道標がある。今回は二つ目の分岐から下る予定であり、その分岐点を確認して先へ進む。南平家山の山頂は夫婦山への縦走路から北西へ30mほど入り込んだところである。縦走路の分岐には今年の春に道標を取り付けているが、うっかりするとこの分岐を見落とすので注意が必要である。

 南平家山で一休みして、先ほど確認した下りの分岐点まで引き返す。分岐点の小さな道標を確認して、自然林の中を下る。踏み跡は薄く、目印を補いながら進む。林道に出る直前には大きな岩屋がある。岩屋の中は暗くて良く見えないが、一応覗いてみてから林道に出る。そこからは林道を4.3km、1時間15分歩いて駐車地点にたどり着いた。

樅木富士への登り


ママコナ


作業道沿い、地図Dの側にある看板


アケボノソウ


9月初めに「泉・五家荘登山道整備プロジェクト」
とボランティアの皆さんによって伐開された登山道



ジンジソウ


ブナの自然林


地図の岩屋 奥行きがあり中は暗い
もしかして、平家の財宝が?



ツリフネソウ



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