福智山(900.6m)  福岡県  


山頂からの眺め 360度の展望

 
経路概念図 クリックで拡大

 
 
福智山山頂


ススキが美しい福智山山頂の南面

 
 
避難小屋に隣接する最新式のバイオトイレ

 
ナギナタコウジュ

 
2012年10月2日

 今日の目的は、鈴ヶ岩屋とホッテ谷新道のルート調査。北九州市小倉南区の鱒淵ダムから山頂へ向かう。ゲートの先にある赤い鱒淵橋を渡ってダム湖の右岸を進み、福智橋のすぐ先にある福智山登山口へ。

 登山口から山道を登る。地図のY地点は、登山道が崩壊していたところであるが、復旧され安心して通過できるようになった。帰りに下りてくる、ホッテ谷新道の分岐を確認してさらに登る。

 福智山山頂の手前にあった鈴ヶ岩屋への分岐を探すが、それらしい踏分を見つけることができない。仕方なく、以前の記憶を頼りにススキのヤブに踏み込んでみる。しかし、踏み跡らしいものはなく、ススキや灌木のヤブをかき分けながら鈴ヶ岩屋の山頂を目指す。
 ところが、トゲのあるサルトリイバラやキイチゴの蔓植物がだんだん多くなり、山頂を目前にして前進することができなくなった。山頂まではわずか50m。しかし、前と左右をトゲ植物の厚い層に阻まれて、やむなく引き返す。
 3年前は鈴ヶ岩屋へのかすかな踏分があり、トゲ植物はあったものの何とか山頂まで登ることができた。しかし、鈴ヶ岩屋へ登る人はいないようで、以前の踏分は完全に消滅しているようだ。

 福智山の頂が近づくと、南に美しいススキの原が広がる。写真を撮るために牛斬山方向へ一旦下って隣のピークを往復する。

 福智山山頂からの眺めは360度。遠くには英彦山や脊振の山影が見え、東には周防灘、西には玄界灘も見える。

 山頂から北へ下り、避難小屋の前を通って烏落ちへ。烏落ちは十字路で、道標にそい右折してホッテ谷新道へ下る。踏み跡は薄い所があるもののほぼ明瞭で、自然林の中を順調に下る。数カ所の小さな流れを渡りながら、なおも下ると往路に出会う。そこからは、往路を引き返して出発地点にもどった。

 鈴ヶ岩屋へはルートが消滅して登ることができなかったが、ホッテ谷新道は自然林の中を通っており、紅葉や新緑の頃にも歩いてみたいルートである。

避難小屋 荒宿荘


ミゾソバ


ヒメアザミ


シオガマギク


ヨメナ


ホトトギス


オニノダケ


キバナアキギリ


ヒヨドリバナ


ツルリンドウ


ヒメキンミズヒキ


アキノキリンソウ

 
センブリ


アキチョウジ


ヤマハッカ


シロヨメナ


ヤブレガサ



フユイチゴ


ツリフネソウ


ツリフネソウ


タカネハンショウヅル


ギンリョウソウモドキ

 
 
オオハンゲ


オオハンゲの実

 

オモトの実

 

ミズヒキ


ゲンノショウコ


ミヤマシキミの実


ヒガンバナ


イタドリの実


イタドリの花


オニテングタケ





タマゴタケ



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