古処山(859.5m) 福岡県


梅雨の雨による豊かな流れ


山頂


2012年7月23日

 今月中旬の九州北部豪雨の影響と、オオキツネのカミソリの開花状況を把握するために秋月の登山口から山頂へ向かう。

 渓流沿いの登山道は、土石流による浮き石が多く慎重に登る。一昨年の水害でルート上の幾つかの橋は流されたままであるが、その時に残っていた橋はこの日も健在。

 登山道は土石流によって分かりづらいところもあるが、入梅前のルートを辿る。
 登山道が大きく荒れているのは三角杉の看板の上あたりまでで、土石流の跡が安定するまでは注意が必要である。

 水船を過ぎると登山道の傷みは少なく、道沿いのオオキツネのカミソリは1〜2咲き。見頃になるのは3〜4日先からであろうか。
経路概念図 クリックで拡大

 


オオキツネノカミソリ

熟れるとおいしい山頂のナシ ところが、十年ほど前からカラスが
熟れる前から食べるようになり、以来、味見もできなくなった


 

美しいアオカナブン


オオハンゲ


ハグロソウ


イシガキチョウ





登山道と重なる九州自然歩道が接する
古処林道の終点に立つ自然歩道工事の看板




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