普賢峰(1280m)〜保口岳(1281.3m) 熊本県


保口岳から見る普賢峰


2012年3月25日

 この日は、「泉・五家荘登山道整備プロジェクト」主催の山頂標識立てと、登山道の応急的な整備に参加。

 山頂の標識立ては、昨年秋に認定された「日本山岳遺産」にともなうもので、参加者は地元の皆さんに、熊本県、福岡県からのボランティアを含めた5名である。

 保口岳の登山口から普賢峰へ向かう。集落の跡を過ぎ作業道に出たところから、小さな道標を取り付けながら進む。
 これまで、林道から山腹に取り付いて尾根に登りあがっていたところは、新たな作業道が南東へ延びてルートが分かりづらくなっているので注意が必要だ。

 この、新たな作業道の分岐点にも道標を取り付ける。その作業道を南東へ進んみ、作業道と尾根が交差するあたりから尾根に取り付く。ここにも道標を取り付けて尾根道を進む。

 尾根道の右側は間伐と林床の刈り払いが進められており、作業に携わる地元の方々のご配慮で、登山道に被さる灌木も同時に刈り払われて歩きやすい。

 その先にはスズタケのトンネルもあるが、歩くのに大きな支障はなく、前方に見えてくる急峻な岩峰が普賢峰。一旦下って岩場を登る。岩場には足がかり手がかりは十分にあり、立木に掴まりながら登る。

 普賢峰の頂には鬼山御前が祀られ、そのそばに山頂標識を立てる。普賢峰から下り、緩やかに登り返すと保口岳に着く。山頂からは先ほど通過した普賢峰が良く見える。山頂にはヤマシャクヤクの赤い新芽が20cmほどに伸び、オニシバリの花も咲いている。

 山頂でひと休みして、北西方向に下る。尾根に沿うように人工林の中を下って林道に出る。ここにも道標を取り付けて林道を下る。

 林道は途中で分岐する。この分岐点は進行方向を間違えやすい所であり、道標を取り付ける。
 さらに林道を進んで往路に出会い、そこからは往路を引き返して登山口に戻った。

鬼山御前が祀られる普賢峰

経路概念図 クリックで拡大


この日に立てた山頂標識


この日に立てた山頂標識


オニシバリ


キブシ


刈払い作業中の横を通る登山道


登山道沿いの霜柱


林道沿いのつらら


ヤマシャクヤクの新芽



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