福智山(900.6m) 福岡県

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山頂

 
 
彦山川から見る福智山

 

出発地の福智山ダム


避難小屋前の水場「たぬき水」


2011年12月31日

 往路は、福智山ダムから「烏落ち」を経て山頂へ。
帰りは上野越を経て福智山ダムに戻った。距離は6.7km、所要時間は3:05であった。

 この日の目的は、避難小屋に併設されている最新式バイオトイレの見学である。

 実は、この春から英彦山の上部にトイレを作るための動きが始まり、今月上旬には「英彦山の環境・トイレを考える会」が設立され、私たちもその立ち上げに関わってきた。
 そこでこの日は、英彦山のトイレ建設構想を進めるための事例調査。

 福智ダムの下から、時計回りにダムを周回して駐車場へ。
 登山口は福智山ダムの東側にある瀬々里橋のそば。駐車場から少し引き返し、電柱に「登山口」の張り紙があるところから登山道に入る。

 小さな流れを渡り、林道をショートカットするように進んで「大塔の分かれ」へ。ここは右へ進めば「上野越」、左へ進めば「烏落ち」への分岐点である。
 分岐から「烏落ち」へ向かう。途中にある大塔ノ滝は思っていたよりも水量があり、滝を見ながらひと休み。

 「烏落ち」は十字路で、右に向かうとほどなく避難小屋に着く。
 目的のトイレはその奥にある。トイレは洋式で顔を近づけ中を覗いても全く臭わず、内外ともに清潔な気持ちの良いトイレである。
 このトイレを管理しているのは筑豊山の会の皆さんで、その努力には頭が下がる思いがする。

 避難小屋から山頂まではひと登り。
 この日は見通しが良く、山頂からは北に関門海峡、東には貫山、そして南に英彦山、西には犬鳴の山並みも見える。

 山頂から西へ下る。途中の北斜面には雪が残る中、上野越、大塔の分かれを経て駐車場に戻った。

バイオトイレ「山ぼうし庵」


避難小屋の屋根に設置されている
バイオトイレ用の太陽光発電パネル



山頂からの眺め 関門海峡


大塔ノ滝


登山口 瀬々橋の手前、右の電柱に「登山


下山路の北斜面に残る雪


ツルウメモドキ



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