灘山(209.4m)〜妙見山(151m)〜蒙古山(158.3m) 福岡県





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灘山山頂の三角点


         灘山第2展望台からの眺め
         美しい海岸線と園芸団地 ビニールハウスでは、色々な花が育っている

 

妙見山山頂


蒙古山山頂


2011年12月26日

 福岡市西区の宮浦から灘山へ。その後ルートを探しながら西浦へ下り、妙見山から蒙古山へ周回した。ルートを探しを含めた距離は10.5km、所要時間は4:50であった。

 今回は、灘山から地図の波線の道F、G、Eを経て妙見山、蒙古山へ周回する予定である。

 県道54号沿いのP地点には、灘山登山者用の駐車スペースがあり看板もある。車は、その駐車スペースに停めて出発する。県道から分岐する登山口には道標があり、良く保全された登山道を登る。第2展望台からの見晴らしは素晴らしく、白波が打ち寄せる美しい海岸が見える。

 下る予定の地形図に描かれている波線の道は、この第2展望台から分岐しているはずである。しかし、分岐点には踏み跡も目印もないが、ここが分岐点であることを確認して先へ進む。

 少し進んだ所に三角点がある。しかし、山頂標識はない。山頂標識は三角点の位置とは異なっていることもあるので、山頂標識を探して第1展望台の近くまで進んでみるが、見あたらない。

 そこで、計画通りに第2展望台から下ることにして引き返す。その途中で、北へ分岐する尾根にかすかな踏み跡と目印を見つけた。この踏み跡は、妙見山との鞍部まで通じているのではなかろうかと思って下ってみる。しかし、少し下ったところで目印はなくなり、ヤブが濃くなったBから引き返す。

 第2展望台まで戻り、地形図の波線の道を辿る。少し下ると古い目印が現れ、目印は尾根に沿って続く。しかし、途中で目印を見失いヤブも濃くなったところでGへ下るのを止め、FからHへ下る。
 ところが、しばらく下ったところで竹林になり、竹林の中は枯れて倒れた竹が幾重にも重なるジャングルジムのような難路。

 農道に出たHで、計画をしていたD〜Eを経て妙見山へ向かうことも考えた。しかし、ヤブの可能性もあるので、西浦から妙見山、蒙古山に登ることにして、車道を西浦港へ向かう。

 西浦港の先から農道を経て山道に入る。道標はないが、しばらく進むと目印が現れ、妙見山と蒙古山の鞍部には私製の道標がある。

 自然林の中を妙見山へ向かう。妙見山の山頂は樹林の中で展望は得られないが、こぢんまりしたパゴダが建っている。妙見山から鞍部まで引き返して蒙古山へ向かう。

 蒙古山山頂も樹林の中。山頂には「蒙古山之碑」と彫られた大きな石柱が倒れたままになっている。石柱が倒れたのは、2005年の大きな地震によるものであろうか。

 蒙古山から、南西へ連なる尾根を下る。尾根には目印が続き、やがて農道に出る。そこから車道を進み、西浦港を経て出発地点に戻った。

 情報では、灘山から妙見山、蒙古山へ至る登山道が整備されるそうである。そのルートができれば、糸島半島の先端を巡る魅力的なコースとして期待される。



灘山への登山道





ツワブキ


シマカンギク


オオキバナカタバミ


ツルソバ


ナノハナ


スイセン


ムラサキカタバミ


ヤブツバキ



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