三倉岳(701.8m)  広島県 大竹市


三倉岳山頂


右から上ノ岳、中ノ岳、下ノ岳、三倉岳

経路概念図 クリックで拡大





2011年11月25日

 鋭く尖った上ノ岳、中ノ岳、下ノ岳は三本槍とも呼ばれ、登ってみたくなる岩峰である。主峰の三倉岳は、その左奥に小さく見える。

 コースはA、Bの2本が設定されており、危険性が高いとされるBコースを登り、比較的安全とされるAコースを下る計画である。

 登山口から道標にそって進む。しばらくするとAコースが左に分かれ、その先から傾斜は急になる。急な石段を詰め、尾根に出たところから右へ5分ほど登ると上ノ岳である。

 上ノ岳から尾根に出たところまで引き返して、中ノ岳へ向かう。尾根に沿って進み、鎖場をひと登りで中ノ岳に着く。
 中ノ岳からは、これから向かう下ノ岳の岩峰が間近に見える。

 中ノ岳から下ノ岳へ向かう。途中の岩場には、やや長い鎖場があって、そこが最大の難所である。
 乗り越える大きな岩には手がかり足がかりが設けてあり、注意をしながらよじ登る。

 登り着いたところが下ノ岳で、この日一番のビューポイント。遮る物がない岩峰からは、鋭く切れ落ちた足もとに登山口が見え、遠くには懐かしい冠山も見える。

 下ノ岳から一旦下った鞍部はAコースへの分岐点で、そこから少し登ると三倉岳に着く。

 三倉岳の山頂は、木立に囲まれて展望はない。ひと息入れ、先ほどの分岐まで引き返してAコースを下る。
 しばらくは急傾斜の石段が続くが、危険なところはない。

 やがてBコースに出合い、そこからは往路を引き返して登山口に戻った。

 
下ノ岳からの眺め

中ノ岳から見る下ノ岳



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