大倉山(520.1m) 兵庫県 たつの市

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山頂


大倉山


展望台からの眺め 奥は瀬戸内海


2011年11月22日

 秋も深まり、日本海に近い兵庫県中央部の山々は日本海型気象特有の曇雨天や雪模様の日が続くようになってきた。そこでこの日から、天気が比較的よい瀬戸内海に近い山域へ移動することに。

 大倉山は、童謡「赤とんぼ」の作詞者「三木露風」が生まれたたつの市の最高峰である。

 参考にしたガイドブックは地元の山岳会が発行したもので、地図は概略図で少々分かりづらい。
 登山道の取りつきは三関神社。神社から村なかの小道を経て農道へ。道標はなく、登山口の取り着きを探しながら進む。しばらく進むと農道に架かる橋の手前に小さな赤テープがあって、そこが登山道の取りつきであろうと推測をして山道に入る。

 山道はしばらく登るとなくなったが尾根に出ると踏み跡は明瞭になり、登山道であることを確信する。長い尾根を進むと公園に着く。
 山頂への道標はここから現れ、登山道沿いには童謡「赤とんぼ」を奏でることができるカリヨンがあって、その横を通る。

山頂は木立の中で展望はなく、そのまま展望台へ向かう。展望台は見晴らしが良く、逆光の中に瀬戸内海が光って見える。

 展望台から周回路を進む。大きなため池のの周辺では紅葉が見頃で、その近くでは早くもヤブツバキが咲き始めるなど、うららかな日射しのなかに秋と春とがが同居をしているようであった。

出発地の三関神社


途中の公園にあるカリヨン
「赤とんぼ」の譜面と鐘たたく小槌もある



咲き始めたヤブツバキ


新池の紅葉


サルトリイバラ


ムラサキシキブ

 
ソヨゴ


スミレ



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