倉手山(925.5m) 山形県 小国町

経路概念図 クリックで拡大


山頂


麓にある「マタギの郷交流館」から見る倉手山


山頂からの眺め 新雪を戴く飯豊(いいで)連峰


登山口近くの渓流


登山道沿いに残る紅葉


2011年11月10日

 この日は、飯豊連峰の展望台ともいわれる倉手山へ。
 登山口は、今もマタギの伝統的な狩猟が行われている小玉川地区である。

 登山口へ通じる林道は、登山口の手前1.4kmほどのところで数日前から通行止め。これは冬季の通行止めで、来年の雪融けまで続けられるそうである。

 車は、その手前の広い路肩スペースに駐車。林道を歩いて登山口へ向かう。林道に沿う渓流は澄み、朝日に映える紅葉が美しい。

 登山口からは、いきなりの急登である。傾斜は次第に緩み、中腹辺りから登山道沿いにヒメコマツが続く。

 山頂に着くと着くと、目の前に飯豊連峰の大パノラマが広がり、まさに飯豊連峰の展望台。
 連なる峰々は新雪に白く輝いていて、2000m級の山々は既に冬の様相である。

登山道沿いの自然林


登山道が通る尾根 青く見えるのはヒメコマツ






ヤブコウジの実

 
 



ムラサキシキブの実

 

ユズリハの実

 

青空に枝を張るブナの大木


登山道沿いのヒメコマツ

 


下山後に立ち寄ったマタギの郷交流館(資料館兼レストラン) 山形県小国町小玉川


マタギの郷交流館


敷地内にある熊供養碑後方は新雪の飯豊連峰


 私たちは、マタギの伝統的な教えである「自然との持続的な共生」に関心があり、
数年前までに青森県や秋田県のマタギの里を訪ねてきた。
 今回は、残る山形県のマタギの里を訪ねてみた。


Back