恵山(517.6m)〜海向山(569.4m) 道南の山 (北海道 函館市) |
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恵山山頂 |
噴煙を上げる恵山 |
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恵山山頂へ向かう登山道 |
薄く赤茶色に染まったススキ 火山ガスの影響? |
2011年10月27日 入山前に登山の情報を市役所に問い合わせた。担当者からは、「海向山には ヒグマがいるので十分に注意をするように」との助言をいただいた。 恵山と海向山の中間にある、火口原駐車場から恵山へ向かう。恵山は活火山で、 数カ所から勢いよく上がる噴煙を見ながら溶岩の道を登る。 中腹まで登ると噴煙が流れてきて、きつい硫黄臭が鼻をつく。 山頂からの見晴らしは良く、これから向かう海向山が西に見え、東には津軽 海峡の先に下北半島も見える。 頭上に鳥の声が近づいたと思って見上げると、編隊を組んだ白鳥が南へ飛 んで行く。白鳥は冬の使者。本格的な冬が近いことを告げているようだ。 恵山から駐車場へ引き返し、海向山へ向かう。自然林の中を登り、一旦下って 海向山への登りにかかる。既に落葉が進む中、僅かに残る紅葉が初冬の日射しに映えてひときわ美しく見える。 山頂からは亀田半島の山並が見え、少し下た所からは、先ほど登った荒々しい姿の恵山も見える。 山頂から下る途中、ヒグマの糞に似た糞があって緊張する。しかし、よく見るとヒグマのものとは違うようだ。 不思議に思いながら、出会った地元の人に尋ねてみると、「この辺りには道産 子が放し飼いにされており、ヒグマの糞と間違えて騒ぎになることもある」とのこと。 道産子が放し飼いされていることを知らせる看板でもあれば、無用な緊張をせずに済んだのに・・・。 |
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恵山山頂からの眺め |
鳴き交わしながら、カギ型の編隊で 南に向かう白鳥の群 |
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恵山山麓の紅葉 |
海向山山頂 |
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海向山へ向かう登山道 |
恵山への登山道から見る海向山 |
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名残の紅葉 |
ヒグマのものと間違えそうな「道産子」の糞 |
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