雌阿寒岳(1499m)〜阿寒富士(1475.8m) 北海道 足寄町

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阿寒富士山頂  奥は雌阿寒岳


オンネトーから見る左、雌阿寒岳と右、阿寒富士

 

雌阿寒岳から見る雄阿寒岳


雌阿寒岳山頂


2011年9月29日

 雌阿寒岳は18年ぶり2度目である。この日の目当ては、その時に登り残した阿寒富士。

 雌阿寒温泉近くの登山口から、雌阿寒岳へ向かう。エゾマツの林を抜け、ハイマツ帯に入ると視界が開けて下山口のオンネトーが良く見える。

 雌阿寒岳の山頂からはこれから向かう阿寒富士が近くに見え、反対方向には、以前登った雄阿寒岳も見える。
 山頂一帯は風が強く、吹き飛ばされた砂粒が次々に顔に当たって痛い。

 雌阿寒岳から大きく下り、目当ての阿寒富士への登りにかかる。登山道は火山性の砂や小石が積もった状態で足場が安定せず、一歩登ってはズルズル下がり、一歩登ってはまた下がりながら登る。

 阿寒富士の山頂からは、先ほど歩いた雌阿寒岳の火口壁がよく見える。山頂でひと休みしたあと、オンネトーへ下る。

 ハイマツ帯からエゾマツの樹林に入り、順調に下ってオンネトーのキャンプ場に着く。キャンプ場からは、オンネトーに沿う車道を進む。

 途中には、先ほど登った雌阿寒岳と阿寒富士が並んで見える絶好の展望地が数カ所あり、展望地ごとに変化する眺めを楽しみながら、車道を3.5kmほど歩いて出発地点に戻った。

雌阿寒岳の火口と赤沼


雌阿寒岳山頂から見る青沼と阿寒富士


神秘的な色のオンネトー

 
登山口からしばらく続くエゾマツの林

 
中腹から山頂の手前まで続くハイマツ帯


ゴゼンタトバマの実

 

オンネトーキャンプ場そばの登山口


トリカブト


マイヅルソウの実

 
ガンコウラン





 
 
タンチョウ観察 (北海道 鶴居村) 

2011年9月30日

 この日は天気が安定せず、山歩きを中止して鶴居村のタンチョウ探しへ。
 積雪がない時期のタンチョウは、広大な釧路湿原や遠くの海岸まで分散しており、探すのは容易なことではない。

 そこで、冬に給餌が行われている所に近づくと、何と、何と、たくさんのタンチョウがいて、いとも簡単に出会う事ができた。

 一帯の大きな畑では、ちょうど飼料用トウモロコシの収穫が終わったばかりで、タンチョウは、畑に落ちているトウモロコシ目当てに集まっているようだ。

 この時期にタンチョウに出会えたのは、偶然の幸運である。餌をとるタンチョウにできるだけストレスを与えないように、車の中から撮影をして早々に引き上げた。









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