ピヤシリ山(987.1m) 北海道下川町 


山頂からの眺め

経路概念図 クリックで拡大


山頂


東峰の近くから見るピヤシリ山


登山口


山頂から見るピヤシリ東峰


2011年9月14日

 登山口へ向かうピヤシリ林道にはゲートがあって施錠されており、入山前に森林管理署に立ち寄り、入山目的や氏名などの記帳を行うことが義務づけされている。
 ゲートの開錠番号は記帳場に貼り出されており、それをメモして登山口へ向かう。なお、森林管理署での入山手続きは、24時間可能である。

 ピヤシリ林道のゲートを過ぎ、登山口の手前2.2kmの所にチェーンのゲートがあり、車はその手前の路肩スペースに駐車。チェーンをくぐって、真新しい轍が残る林道を歩いて登山口へ向かう。

 登山口から山道になり、御車の滝を経てピヤシリ湿原に着く。湿原ではリンドウが大きなつぼみ着けているものの、光が足りないのか閉じたまま。

 湿原を過ぎるとネマガリタケが登山道にかぶさり、それをかき分けながら登る。顔には竹の葉で擦り傷ができ、汗がしみる。
 ピヤシリ東峰のそばまで登ると傾斜はゆるみ、登山道はハイマツノ中を通る。

 山頂は見晴らしが良く、天塩山地や北見方面の山並みが幾重にも重なって見える。山頂での大展望を楽しんだ後、往路を引き返す。

 帰り道で、登山道のすぐ近くにあるピヤシリ東峰への登山道を探すが、見つけることがができない。登山道から東峰まではわずか50〜60mほど。しかし、一帯はネマガリタケとハイマツの太古からのような濃いヤブ。その中を進むのは不可能であり、あきらめて駐車地であるチェーンのゲートへ戻る。

 そこでチェーンを見ると、二重になったチェーンに紛れるように鍵がついている。もしや、と思って番号をあわせてみると鍵は開いた。

 歩き始める時のこの鍵を見つけていれば、往復4.4kmの林道歩きをしなくて済んだのに・・・・・。

 この日に出会った登山者の方から、近くにある「ウエンシリ岳は良い山ですよ」と教えていただいた。早速、明日はウエンシリ山へ。

御車の滝


ピヤシリ湿原


湿原の先 登山道に被さるネマガリタケ


ツルリンドウ


中腹の大岩


ツバメオモトの実


トリカブト


リンドウ


白色ウツボグサ


ウツボグサ


ヤマハハコ


白色ゲンノショウコ


アカバナ


アカトンボ



Back