武華山(1758.6m) 北海道 北大雪

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山頂

 

秋の色が漂い始めた武華山


ダケカンバの林とライオン岩


美しく色づいたウラシマツツジ


2011年9月8日

 武華山は、北大雪と言われる山域の山。登山口は国道39号の石北峠の北見側から林道を3kmほど入ったところにある。

 登山口からしばらく進むと渡渉点に着く。川の水は数日前から続く雨で増水し、飛び石も流れの中に沈んでいる。
 登山靴を履いたまま渡られるかどうか試してみるが、ぎりぎりのところでアウト。
 仕方なく登山靴を脱ぎ、冷たい流れを裸足で渡る。

 登山道は、ササや灌木が刈られたばかりで歩きやすい。 中腹まで登ると、色づき始めた山腹の先にライオン岩が見えてくる。ライオン岩を過ぎ、山頂に近づいたところでヒグマの落とし物を発見。一気に緊張感が高まる。

 山頂からは雪渓が残る大雪の峰々や、遠くには雄阿寒岳の山陰も見える。

 山頂を過ぎて少し下った所で、今度はヒグマの足跡。爪痕もくっきり残り、ストックの目盛りで最大横幅を計ってみると25cm。かなりの大物のようだ。よく見ると足跡は前夜の雨で少し崩れかけており、この足跡はその前のもののようである。
 この日はヒグマの痕跡に緊張しながらも、計画通りに下山。

 下山後、今回見たヒクマの痕跡のことは、地元北見市留辺蘂町の総合支所に連絡をした。
  
 

渡渉点


シラカバの林

 
 
コケモモ

 
ガンコウラン


クロマメノキ

 


 
ナナカマドの実





ウメバチソウ

 

ゴゼンタチバナ

 
 
ゴゼンタチバナの実

 
ヒョウタンボク


チングルマの綿毛

 
アキノキリンソウ

 
ウサギギク

  
キツリフネソウ


気温が低くなり、体温を上げるために日向で翅を広げて
、ウオーミングアップをしています。



爪痕も残るヒグマの足跡 
最大横幅はストックの目盛りで計ったところ25cm



ヒグマの落とし物 
形は縦長で、中央部の円周は人の親指と中指で輪を作ったほどの大きさ




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