古処山(859.5m) 福岡県

 
 
秋月から見た古処山


山頂から霞んで見える朝倉市の麦秋

経路概念図 クリックで拡大

 
 2011年6月6日

 この日の目当ては、美しい色をしたニシキキンカメムシ。昆虫図鑑によると、このカメムシの生息地として古処山が紹介されており、古処山にたびたび登る私たちにとっては、なじみのカメムシである。

 古処林道の終点から出発する。ツゲが現れる辺りからカメムシを探しながら登る。日当たりの良いところにはヒメウラシマソウやフタリシズカ、オオハンゲなどが咲き、頭上にはヤブツバキの花も。

 登山道には「薬剤によるツゲの害虫駆除を行ったので注意」との看板が出され、かすかに薬剤の臭いもする。

 カメムシを良く見かけるあたりで入念に探して見るが一匹も見ることができない。見つけたのは、成虫になる直前の死んだ幼虫一匹だけ。

 生きたカメムシを見ることができなかったのは、薬剤散布の影響かどうかは分からないが、気がかりな状況である。

石仏とその光背のようにも見えるツゲの古木


オオハンゲ


以前に撮影したニシキキンカメムシ

 

ヤブツバキ


ヨウシュヤマゴボウの蕾

 
ヤマナシの実


ヒメウラシマソウ


ツゲ原生林

 

フタリシズカ

 
ヒトリシズカの花後


キランソウ

 
ミゾホオズキ


オモトの蕾


ヒメレンゲ

 

ギンリョウソウ

 
ノバラ




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