京丈山 きょうのじょうやま (1472.5m)〜茂見山 あざみやま (1156.4m) 熊本県

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京丈山山頂

 
下山路から振り返り見る京丈山


駐車地 柏川林道76支線分岐点





2011年5月21日

 この日は、友人のMishanとOさん、それに、かわせみの3人での登山である。

 前回このルートを歩いたのは6年前、今回はその懐かしいルートを辿ってみることに。
 しかし、正確な登山地図はなく、ルートは大きく荒れていることが予想される。これらのことから、目的のルートを辿ることができる確率は低いことを同行の二人に伝えての入山である。

 柏川林道の76支線の分岐点には車の通行止のロープが張られていて、その手前に駐車。登山口まで500mほどを歩く。

 登山口は、以前、京丈山への第1登山口の看板が立っていたところであるが、その看板はなくなっていて踏み跡もなく、このルートを歩く人はいないようである。

 登山口から谷の中を進む。谷は土石流でひどく荒れており、歩きやすい所を選びながら慎重に登る。5日前に同じルートから今回とは別の尾根に取り着いた地点を過ぎ、岩場や地滑り地を高巻き、谷底に降りてルートを探す。

 しかし、大きく荒れた谷の様子は一変していて、過去のかすかな記憶だけで辿るのは危険と判断。そこで、6年前に辿ったルート上の幾つかの記憶を二人に伝える。

 その記憶から、Mishanが読図によって幾つも分岐する谷の中から進むべき谷を割り出す。そして、予想した尾根への取り着き地点をGPSに入力して先へ進む。

 荒れた谷を慎重に登り、予想した尾根に取り着くとすぐに目印が現れる。急な尾根には固定ロープもあり、しばらく登ると縦走路に出合う。縦走路沿いにはイチリンソウが咲きヤマシャクヤクも咲いている。京丈山の山頂にはカタクリも咲いていて、ここで昼食。

 京丈山から茂見山へ向かう。柏川林道の第2登山口方向へ下り、途中の分岐点から北東へ連なる尾根へ進む。目丸山への分岐を過ぎて大きく下ると、柏川林道に出合う。そこは茂見山との鞍部で、京丈山第3登山口の看板がある。

 鞍部から茂見山へ向かう。目印が続く自然林の中を登り、一旦下って登り返すと茂見山の山頂に着く。山頂は樹林の中で展望はない。

 茂見山から柏川林道へ引き返し、そこからは林道を歩いて駐車地点に戻った。この日歩いた距離は12.0km、所要時間は7:00であった


登山口 


名残のカタクリ


京丈山から柏川林道への下山口 
ここから茂見山へ向かう



イチリンソウ


茂見山山頂
 

ヤブツバキ


ミツバツツジ


咲き始めたユキザサ




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