古処山(859.5m) 福岡県 |
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石灰岩が露出する山頂 |
石灰岩が露出する山頂 |
小石原川から見る古処山 |
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白いつぼみがたくさん着いている コショウノキ |
開き始めたコショウノキ |
2011年3月19日 往路は朝倉市の秋月から、八丁越へ通じる古道を経て山頂へ。帰りは、正面の九州自然歩道を下って出発地の駐車場へ戻った。 距離は8.3km、所要時間は3:40であった。 この日の目当てはコショウノキの花。いつもとは逆のコースで山頂へ向かう。 だんごあんの先では、雪による数本の倒木が登山道を塞いでいるものの大きな支障はなく通過する。 八丁越へ通じる古道から国道に出て、再び登山道に入る。登山道は林道に出合い、林道を200mほど進んだところから三たび登山道に入る。 長い尾根道を緩やかに登り、毎年見ているアセビの大木はつぼみが大きく膨らんでいる。 山頂が近づくと登山道沿いにツゲの木が現れる。.一帯のツゲは国指定の特別天然記念物ツゲの原始林。 ところが、登山道に沿って生えているツゲの若木が地上20〜30cmの高さに並木状に刈られているのを見てびっくり。 歩くのに邪魔になるからと登山者が切ったのであろうが、特別天然記念物は大切なものであり、歩くのに支障があるからといって、勝手に切るなどの行為は許されるものではない。 実は、数年前にも見晴らしを良くするやめに、国見岩周辺のツゲの古木数本が切り倒されたことがある。 これらの心ない行為を未然に防ぐ方策や啓発はできないものか、所管する行政機関に相談したいと思っている。 山頂からの展望は写真にも写せないくらいにぼんやり霞んでいて、山頂で出合った方々としばしの山談義のあと自然歩道を下る。 途中に生育しているコショウノキの花に期待をしていたが、花は開き始めたところで大半はつぼみ。見頃は一週間ほど先になりそうだ。 例年、古処山では3月下旬頃にホソバナコバイモが咲く。次はその頃に訪ねてみたい。 |
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石仏とその光背のようにも見えるツゲの古木 |
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分かりやすい道標が設置された嘉麻市の キャンプ場遊人の杜へ下る分岐点 |
登山道沿いで伸び始めたオオキツネノカミソリ |
大きく膨らんだアセビのつぼみ |
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