福智山(900.6m) 福岡県

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山頂の祠

 
 
彦山川から見る福智山

 

山頂から見る福智山ダムと直方市街


山頂 山頂標識は取替えのために撤去中


2011年3月11日

 往路は福智町の上野峡登山口から上野越を経て山頂へ。帰りは、八丁を経て登山口に戻った。
 今年の冬は雪が多く、登山道ぞいの枝折れや倒木を心配していたが、幸い、今回のルートにそれらの影響は見られず、平常通りに歩くことができた。
 この日歩いた距離は7.0km、所要時間は調査1:00を含めて4:50であった。

 この日の目的はトイレの調査。福智山の避難小屋にはバイオトイレが設置されていて、その熱源はエンジンで発電されていた。 
 それがこのたび行政機関の支援を受け、ソーラーシステムに切り替えられることになり、数日前から工事が始まった。

 長年バイオトイレの保守管理やエンジンの燃料を毎週運び上げるなどのご苦労をされてきた、筑豊山の会の会長さんから「工事を見に来ないか」とのお誘いを受けての調査である。

 山のトイレは、山の自然環境や麓の水環境、それに私たちが毎日飲む水に直結する課題で、登山者が多い山には、その早い設置が望まれている。

 福岡県の英彦山や古処山には多くの登山者が訪れており、できるだけ早く山頂の近くにトイレが設置されることを願っている。
 しかし、山へのトイレの設置には、事前に解決しなければならない課題も多い。このため、個人レベルの要望や願っているだけでは前進しないので、知識や経験豊かな先輩の皆さん方に相談をしながら、行動を起こす準備を始めたいと思っている。

 そしてこの日は、下山後に知った大地震の被害に心を痛めている。

春のほとばしり


避難小屋横のバイオトイレ 
ソーラーシステムへの切り替え工事中



ソーラーシステム取り付け工事中の避難小屋


僅かに残る登山道沿いの雪


登山道の霜柱


上野峡登山口 バス停横の新しいトイレ


八丁のケルン 奥は福智山




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