仏頂山(868.7m)〜宝満山(829m) 福岡県


宝満山山頂


仏頂山山頂


普池の窟付近の紅葉


経路概念図 へ


2010年11月6日

 筑紫野市本道寺にある登山口から、提谷(ひさげだに)を辿り、仏頂山、宝満山を経て大谷尾根へ周回した。距離は6.7km、所要時間は4:35であった。

 提谷は、道標には堤谷と表示されている。しかし、ここでは地元や市役所の呼び名である提谷とした。
 因みに、竈門神社発行の宝満山登山案内図「登ってみませんか宝満山」にも提谷と記載されている。

 登山口は、林道後田口線と作業道の分岐点で、そこには詳しい道標がある。

 登山口から谷に沿って登ると、シラハケ尾根への道が分岐する。ここにも道標があり、谷に沿ってなおも登ると小さな滝が幾つも現れ、途中には二つの梯子場もある。

 今回は、紅葉谷を示す標柱のところから、北へ分岐する踏み跡を辿る。踏み跡は薄いが、目印が付いている。しばらく登ると、シラハケ尾根と普池の窟を結ぶルートに出合い、ここにも小さな道標がある。そこから普池の窟を経て北西方向に登lると、仏頂山の東側で三郡山へ通じる縦走路に出合う。

 ここまでのルートは大部分が自然林で、標高800m付近では紅葉が始まり、縦走路のブナも黄色く色づいている。

 縦走路を南西へ進み、仏頂山を経て宝満山へ向かう。宝満山の山頂は、いつものようにたくさんの登山者で賑わっている。宝満山頂から一旦北西へ下り、北へ回り込んでキャンプセンターへ向かう。

 キャンプセンターから南へ下り、複雑に分岐する道の道標をひとつ一つ確認しながら大谷尾根へ向かう。

 大谷尾根道は、途中でカモシカ新道、カモシカ旧道、猫谷川新道および鳥追峠への道が分岐するが、これらの分岐点にはいずれも道標がある。

 高圧線鉄塔の先で林道に出合い、林道を左に進んで登山口に戻った。

 宝満山の南面は、谷や尾根を辿る数本のルートがある。これらのルートには小さな滝や巨石が幾つもあって、正面登山道とは違った趣がある。

宝満山のブナ林


宝満山の鎖場付近


提谷の滝


ヨメナ


一の滝の先にある梯子場


百日絶食記念碑


シロノセンダングサ




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