求菩提山(782m)〜国見山(637.8m) 福岡県


国見山山頂からの眺め

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国見山山頂


求菩提山山頂


ススキの穂波



一の岳山頂


2010年10月1日

 築上町の寒田小学校跡から芭蕉塚、乳飲坂を経て求菩提山へ。帰りは五窟巡りコースを経て往路を引き返し、乳飲坂から国見山を往復して出発地点に戻った。
 距離は14.3km、所要時間は6:30であった。

 寒田小学校前バス停から南東方向へ舗装道路を進む。舗装道路は小学校の裏へ回るように続き、渓流に沿って登る。

 しばらく登ると大きな堰堤に出合う。車道はここまでで、そこから先は作業道を登る。途中の分岐点には道標があり、道標に沿ってなおも作業道を登る。

 登りながら芭蕉塚を探すが見あたらず、帰りにもう一度探すことにして先へ進む。作業道は乳飲坂の直前まで続き、乳飲坂で求菩提山と国見山を結ぶ古道に出会う。

 古道を南方向へ進み、県道32号に架かる次郎坊天狗橋を渡って山伏の墓石が並ぶ側を通り、緩やかに下ると安浄寺跡に出る。

 安浄寺跡から中宮を経て、求菩提山頂へ続く鬼の石段を登る。石段は自然石を利用したもので、形はひとつ一つ異なり、その数は850段と言われている。

 求菩提山の山頂には社があり、周囲は大きな木立で展望はない。社の手前から山頂の後ろ方向へ回り込む方向へ進み、胎蔵界護摩場跡を経て五窟巡りコースへ向かう。

 五つの窟は、切り立った屏風の様な岩の根に沿って連なっている。なおも進むと往路に出会い、乳飲坂まで引き返す。

 乳飲坂から古道を国見山へ向かう。小さなアップダウンを繰り返しながら下りぎみに進み、緩やかに登り返すと国見山の山頂に着く。

 山頂の展望台からは、東に周防灘が広がり、南には犬ヶ岳から経読岳にかけての、起伏に富んだ稜線が良く見える。

 国見山から往路を引き返し、乳飲坂から作業道を下る。下りながら、芭蕉塚を探す。作業道の周辺に目を配りながら下っていると、数本のクラの木立が目に入った。近づいてみると、サクラの下におにぎりの形をした岩があり、芭蕉塚と記された標柱も立っている。

 芭蕉塚は、作業道から僅か10mほどのところにあり、目印は背丈の高い数本のサクラである。 芭蕉塚を見たあと、往路を引き返して出発地に戻った。
 ヒガンバナ


エノコログサ


アケボノソウ

 
コメナモミ


ヤマハッカ


ナンバンギセル

 
 
マツカゼソウ


タカサブロウ

 

玄冲の碑


芭蕉塚


タマゴタケ




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