小屋ヶ岳(991m)〜地蔵岳(971.0m)〜大日岳(1039m) 大分県 |
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経路概念図 クリックで拡大 |
小屋ヶ岳山頂 |
今年の夏、古峠の近くから見た小屋ヶ岳 |
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地蔵岳の三角点 山名標識はない |
小屋ヶ岳手前の大きな露岩 |
2010年9月29日 中津市耶馬渓町の「相の原バス停」から、標記3座を経て笈吊峠へ周回した。距離は9.3km、所要時間は5:30であった。 相の原バス停から林道を登る。しばらく登ると林道は大きく傷み、樹木が林道上にも育っていている。 林道が終わると薄い踏み跡になるが、目印は続いておりそれを確認しながら登る。地図のXのところは谷幅が広くてルートがやや分かりずらく、慎重に進む。 なめ滝に出合ったところは、目印が途切れて分かりづらいが、ルートは滝の左側に続いている。滝に沿うように急坂を少し登ると、また目印が現れる。 なおも目印に沿って登り、犬ヶ岳と経読岳の稜線から派生する尾根に出たところで、ルートは明瞭になる。 人工林の中を進み、小屋ヶ岳に近づくと左前方に三角形の大きな路岩が見えてくる。 小屋ヶ岳の山頂は東側が開けていて、経読岳から雁股山へ続く尾根筋が見える。 小屋ヶ岳から地蔵岳へ向かう。往路を引き返し、犬ヶ岳と経読岳を結ぶ縦走路に出て西へ向かう。地蔵岳に山頂標識はなく、三角点は縦走路から少し入った所にある。三角点への目印もそれとは分かりにくく、周辺は木立で展望はない。 ちなみに地蔵岳にある三角点の点名は「地蔵窟」である。 地蔵岳から縦走路を大日岳へ向かう。大日岳も縦走路から少し離れており、地図から分岐点を探して登る。分岐点から薄い踏み跡と目印はあるので、それに沿う。 大日岳の山頂は大きく切り開かれていて、前方に犬ヶ岳が良く見える。 大日岳の山頂にも山頂標識はないが、写真の切り株に茶臼岳との記載がある。 この山は、大日岳と茶臼岳の二つの呼び名があるようで、市販の登山地図や築上町の国見山山頂にある説明板には、茶臼山と記載されている。 しかし、今回は古くからの地元の呼び名を記載した、豊前市作成の山岳マップのとおりに大日岳とした。 大日岳から笈吊峠へ向かう。縦走路は、大日岳の北を巻いており、山頂から西方向に下って縦走路に出合う。 縦走路をさらに西に進み、笈吊峠から南に下る。笈吊峠から500mほどで作業道に出合い、作業道を下って出発地点の相の原バス停に戻った。 この日は、新しくなったGPSのテストを行った。今まで使っていたGPSの受信機能が低下したので診断に出したところ、修理が必要とのこと。 修理は分解して行うのではなく、ユニットごとの取り替えである。経費は新品の2割ほどとかなり高いが、新品との交換、ということで何となく納得。 修理に出した発売元に故障の原因を尋ねたが、「分解をしないので分からない」とのそっけない返事。 考えてみれば、風雨にもさらされながら、3年間で500日ほど使ったのが大きな原因ではなかろうかとも思っている。 ということで、初代は7年、2代目は3年で交換することとなり、今回のGPSは3代目。 初代のGPSは、受信機能や精度は良くないもののシンプルで故障知らず。出番はほとんどないが、いつでも使えるようにして保管している。 今回テスト場に選んだのは、笈吊峠から犬ヶ岳登山口までの間。ここは前のGPSを何度も携行して、ログを残しているところである。 この日に使ってみた結果は良好で、受信速度は早くなり、ログの乱れもなくなった |
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大日岳の山頂 中央の切り株には 茶臼岳と記載 |
アケボノソウ |
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オオバショウマ |
トリカブト |
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サンショウの実 |
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岩壁にたくさん生えているイワタバコ |
色づき始めたウチワカエデ |
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枝垂れて咲くハギ |
カエルの食事? |
カメのあくび? |
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イヌツゲの芸術的な刈り込み刈り込んだのはシカたち新芽が伸びる間もなく、繰り返し食べに来る このようなイヌツゲの造形は、五家荘の山でも良く見かける |
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