御前岳(1209m) 福岡県

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御前岳山頂


ピークAから見る御前岳


フジバカマ

 

オトコエシ

  

2010年9月26日

 八女市矢部村の林道から「源流の森」を経て山頂へ。下山は往路を途中まで引き返して、出発地点に周回した。距離は4.2km、所要時間は4:00であった。
 「源流の森」は、御前岳に連なるルートとして数年前に整備をされたところ。
 この日の目的は「源流の森」から御前岳に至るルートの状況把握である。

 林道は少し荒れているが、車の通行には殆ど支障はなく車止めまで行くことができる。

 車止めから、登山口までは林道を歩く。四阿のすぐ先が登山口で道標もある。
 登山口から山道に入り、ルートはやや分かりづらい所もあるが、尾根に出るとはっきりする。
 1107mピークは展望が開け、福岡、熊本、大分の県境に位置する三国山がよく見え、登山道沿いにはシャクナゲが続く。シャクナゲの数は、御前岳から釈迦岳にかけてのルートの中では、最も多いように思う。

 1107mピークとピークAとの鞍部で、帰りに下る分岐点を確認する。分岐に道標はなく、目印がついているのみ。うっかりすると見過ごしそうなので、ここは注意が必要なところ。

 ピークAからは、御前岳が端正な三角錐に見える。一旦下って、御前岳への急坂を灌木に掴まりながら登る。

 御前岳の山頂は見晴らしが良く、英彦山や古処山、宝満山方面の山並みが見え、東には灌木の間から釈迦岳や普賢岳も見える。

 山頂から、往路で確認した分岐点まで引き返して、出発地地点へ向かう。踏み跡は薄いところもあるが、目印を確認をしながら下って出発地点に戻った。

 今回のルートは尾根筋のシャクナゲと自然林が魅力で、シャクナゲが咲く頃、また訪ねたいと思う。

ヨメナ


アケボノソウ


ママコナ


アキチョウジ


アサギマダラ

 
ツクシアザミ

 
オオバショウマ


ヒメキンミズヒキ


アキノキリンソウ


ツルシキミ

 

カマツカ

 

コバノガマズミ

 

熟れ始めたヤマボウシの実




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