福智山(900.6m)  福岡県


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山頂


鱒淵ダムから見た福智山

  

山頂のススキ

 

 2010年9月14日

 北九州市小倉南区の鱒淵ダムから、七重の滝を経て山頂へ。帰りは、鈴ヶ岩屋の北を通る九州自然歩道を下って出発地点に戻った。
 距離は13.7km、所要時間は6:00であった。

 事前にルートの状況を市役所に尋ねたところ、七重の滝ルートは登山道の崩壊地点や橋が流されている渡渉点に注意をすれば通行可能で、看板も通行禁止から通行注意に替えているとのこと。

 鱒淵ダムの堰堤から、鱒淵橋を渡りサイクリングロードを歩いて登山口へ向かう。幸い、下山予定の九州自然歩道から下ってきた人に出会ったので、登山道の様子を尋ねたところ、「土石流の跡は落ち着いており、歩いている人は多い」とのこと。
 しかし、九州自然歩道の登山口には通行止めの看板が昨年8月から出されたままであり、帰りは、自然歩道を自己責任のもとに下ってみることにして、山頂へ向かう。

 登山道は昨年、登山口のすぐ先で流失し、仮復旧が行われていたが、今年の大雨で再び流失している。しかし、通過するのに大きな支障はない。

 しばらく進むと地図の渡渉点1に着く。ここの橋は流されたままであるが、ほど良い飛び石を利用して3mほどの流れを渡る。

 やがて一の滝に着くと、そこから先は滝が連続する。七の滝の上までは岩場の急な登りが続くが、足がかり、手がかりは十分にあるので、気をつけながら登る。

 七重の滝から先の登山道は、傷みもなく順調に登る。避難小屋そばの水場「タヌキ水」からは十分な水が流れ出しており、水筒を満たして山頂へ向かう。

 山頂一帯はススキの穂が出そろい、吹き渡る爽やかな風が心地よい。

 山頂から、鈴ヶ岩屋の北を通る九州自然歩道へ下る。大杉からホッテ新道の分岐を過ぎてさらに下ると、土石流の跡に出会う。この土石流の跡は、昨年の秋に比べるとかなり落ち着いており、差し迫った危険性はないように見える。しかし、降雨中やその直後の通行は避けるべきであろう。

 土石流の跡からほどなくサイクリングロードに出会って、出発地点に戻った。

登山口近くの登山道流失地


ヨメナ


地図の渡渉点1 流れの幅は3mほど


オミナエシ


豊かに流れ落ちる七の滝


サイヨウシャジン

 
 
オオハンゲ


シオガマギク

 

オニノダケ

 

ツリフネソウ


ツリフネソウ

 
キバナアキギリ

 
ホトトギス


ヤマハハコ

 
 
アキチョウジ

 
イヌコウジュ

 
マツカゼソウ

 
キンミズヒキ


ミズヒキ

 
ヤブハギ


フジバカマ


オトギリソウ


ノブキ


ヤブレガサ

 
ギンリョウソウ


ナンバンハコベ

 

センニンソウ

 
ミズタマソウ


フユイチゴ


ヨウシュヤマゴボウ

 
 
カラスウリ

 
マキエハギ


ゲンノショウコ

 

ヤブラン


ドングリ


ムラサキホウキタケ


 とぐろを巻いて攻撃態勢を整えたマムシ
 この時は、尾を振るわせる威嚇行動が見られた
 うっかり、近づき過ぎると危険


 ゴマダラカミキリ

 



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