仏頂山(868.7m) 福岡県


ガスに煙る仏頂山山頂


宇美町からの眺め

 
経路概念図 クリックで拡大



猫目新道の登り


2010年9月11日

 宇美町の昭和の森から、南東に河原谷が延びている。その河原谷にある登山口から、猫目新道を経て山頂へ。 帰りは往路を途中まで引き返し、河原谷の上部に出て登山口に戻った。
 距離は7.0km、所要時間は3:40であった。

 今回の登山口は、昭和の森から草ヶ谷ダムを経て河原谷に出会う地点、地図の「林道分岐」の手前200mほどのところ。そこは、「鎌ヶ谷池」へ通じている作業道の分岐点でもある。

 この分岐点には、鎌ヶ谷池の工事のためにフェンスが設置され、通行止めの表示がある。幸い、この日は工事が休みで、工事用の道路を歩いて鎌ヶ谷池まで行き、そこから南東方向へ延びる谷に沿って山道に入る。
 山道の取り付きに道標はないが、目印が付けてある。

 このルートを歩く人は少ないようで、灌木や夏草が登山道を軽く覆い、ヤブっぽくなっていて、その状態は尾根の取り付きまで続く。

 尾根の取り付きから先は踏み跡が明瞭になり、歩くのに支障はない。尾根道の風は爽やかで、途中には写真のベンチが3カ所あって、休憩するのにちょうど良い。

 しばらく登ると、地図のAでうさぎ道に出会う。出会い地点には道標があり、進行方向を南東から東へ変えて進む。すぐ先、地図のBで河原谷への登山道が分岐する。この分岐する道は、帰りにC地点から河原谷へ下る道に合流する。

 さらに登ると、帰りに下る河原谷への道が分岐する。この分岐に道標はないが、地図で確認して仏頂山へ向かう。途中には、今年起きた小さな土石流の跡がある。そこにはロープが張られ、迂回路も設けてあるので、危険はほとんどない。

 仏頂山の手前から、北東へ分岐する道へ進んで縦走路に出る。縦走路の出会いからひと登りで仏頂山の頂きに着く。
 山頂からは宝満山の方向へ進み、うさぎ道へ通じる分岐から仏頂山をひと回りして往路に出会う。
 そこからC地点まで引き返し、河原谷へ下って登山口に戻った。

地図のA うさぎ道出会い地点


復旧工事中の鎌ヶ谷池
 
猫目新道のベンチ


地図のC 河原谷分岐 道標はない


ホトトギス


ハギ




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