小仏城山(670m)〜高尾山(599m) 東京都

 
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一丁平からの展望 霞んでいなければ富士山も見える景勝地

 
   

シュウカイドウ

       
2010年8月25日

 八王子市の小仏峠登山口から、小仏城山を経て高尾山へ縦走した。歩行距離約10.2km 所要時間4:40であった。

 この縦走路は「関東ふれあいの道」として整備されており、アップダウンはかなりあるものの広くて歩きやすい。また、眺望の良いところには、たくさんのベンチと売店があり、トイレも多く設置されている。

 JR高尾駅から小仏まで20分程度バスに乗り、そこから小仏峠を目指すつもりであった。しかし、バスは1時間に1本しかなく、待ち時間が多すぎたので、登山口までタクシーを利用する。

 バス停の小仏から登山口まではしばらく舗装道路を歩く必要があるが、幸いタクシーを利用したため、登山口までは楽に到着。

 小仏峠の登山口には、景信山登山口の標識がある。ここから少し林道を歩き、植林内をジグザグに登っていと、広々とした小仏峠に着く。ここは、景信山方面と高尾山方面への分岐点である。

 小仏峠からは、相模湖が一望でき、富士山の眺めもすばらしい、とのことであるが、あいにく霞んで富士山は見えない。
 一休みした後、高尾山へ向かう。少し登るると、休日だけ開店するらしい茶店とたくさんのベンチが現れる。 ここからは、先ほど見た相模湖が一段と光って広く見えるが、遠くの眺望は相変わらず霞んでいる。

 小仏峠から、尾根道をしばらく登ると、小仏城山の山頂に着く。霞んでいなければ東京都心や相模湖、富士山の眺めがすばらしいということであるが、この日は遠望が利かず、相模湖を見ながら一休み。

 少し下って登っていくと一丁平が開けてくる。ここには展望デッキがあり、霞んでいなけれは眺望の良いところのようだ。
 一丁平からしばらく下り、緩やかな登りの後、急登を登りきるともみじ台である。ここにも茶店があり、たくさんのベンチが並んでいる。名前の通りモミジが美しいところだそうだ。

 もみじ台をすぎると、間もなく高尾山山頂である。
 高尾山山頂は数年前、ミシュランの初の日本版旅行ガイドブックで、「大都市近郊にもかかわらず豊かな自然に溢れている」ということで三つ星の観光地として選ばれたそうである。その結果、登山者に加えて観光客が大幅に増え、この日も山頂は、山とは思えないほどの賑わいである。
 山頂の周辺を一巡りした後、高尾山信仰の拠点である薬王院を通ってケーブルカーの高尾山駅へと向かう。
 ケーブルカーに乗って清滝駅までは6分ほど。これで今回の全行程は終了した。

ミズヒキ


フジカンゾウ

 
ツリガネニンジン


クズ

 

キンミズヒキ

 
ヒメヤブラン


ダイコンソウ

 

ヨメナ


キキョウ

 
 



マツカゼソウ

 

トウダイグサ

 

ノブキ


ノハラアザミ


コバノボタンヅル


フジバカマ


ハギ

 


ヘクソカズラ

 
ギボウシ

   
薬王院本殿




高尾山ケーブルカー清滝駅


飛行機から見えたかすかな夕日と富士山

 
   


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