宝満山(829m)〜愛嶽山 おだけやま(439m)  福岡県

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宝満山山頂


下山後に筑紫野市から見た宝満山と愛嶽山

 
ギボウシ

 
山頂に咲いていたオニユリ


2010年8月19日

 往路は、太宰府市の竈神社から中宮跡、羅漢道を経て山頂へ。帰りは正面道を中宮跡まで下り、そこから行者道を経て愛嶽山へ周回した。
 距離は7.8km、所要時間は7:05であった。通常、このルートの所要時間は4:30〜5:30程度であるが、この日は熱中症予防のために、こまめに休憩をとりながらゆっくり歩いた。

 下山後に確認した太宰府のアメダスや気象台のデータでは、午前から気温が30℃を越え、最高気温は35.5℃を記録。行動時間中の最高湿度は75%であった。

 この日は、親しい友人たちと5人での登山。歩き始めて10分もすると、大量の汗が吹き出す。風は殆どなく蒸し風呂のような天気。熱中症に注意をして、30〜40分ごとに休憩をとりながらゆっくり登る。

 水場の「徳弘の井」では豊富な水が流れ出しており、飲料水を補給し、タオルを濡らして体温を下げる。

 中宮跡の先で、キャンプセンターへの道が分岐する。そのすぐ先で、正面登山道と別れ、羅漢道へ進む。羅漢道には石仏が並び、窟もある。

 大木が茂る羅漢道をしばらく下り、登りにかかるとほどなく遠望岩に着く。遠望岩からの展望は、一部が立木に遮られるものの宝満山の頂が近くに見え、北には砥石山や若杉山も見える。そして西には、福岡の市街地の先に博多湾が見える。

 遠望岩から、標高差100mほどを登ると山頂に着く。山頂からの眺めは霞んでいて、古処山から馬見山にかけての山影がかすかに見える。

 山頂から正面道を中宮跡へ下り、階段の左、東側から行者道へ入る。やや急な傾斜の登山道をしばらく下ると、鳥追峠(鳥越峠)に着く。
鳥追峠は十字路である。十字路を南東方向へ直進して、愛嶽山へ向かう。

 鳥追峠から、林道を進んで山道になると間もなく鳥居が現れ、祠がある山頂に着く。愛嶽山の山頂は、樹林の中で展望は得られない。

 愛嶽山から竈神社へ向かう。山頂のすぐ手前で分岐する登山道に入る。スギ林の中を下り、林道に出会うと竈神社は近い。右側に溜め池が現れると、すぐ先で竈神社の境内に出た。

 今回歩いた羅漢道は歩く人は少ないようであるが、道標は古いものの要所には設置されている。
 行者道から愛嶽山を経て竈神社への道は、詳しい道標が随所に立てられている。また、鳥追峠には大きな地図を記載した新しい案内板が立てられていて、分かりやすい。
 

ヒメキンミズヒキ

 

ミズヒキ

 

アキノタムラソウ

 

ホトトギス

 

ツユクサ

 

ヤブラン


ヒメジソ

 
ゲンノショウコ


白花ゲンノショウコ

 
 

 
 
地面に落ちていたドングリ

 

オカトラノオ


クサギ

 

百段ガンギ

 

オトコエシ


フジバカマ


愛嶽山


羅漢道に立つ大きな夫婦杉


竈門神社




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