足立山(597.8m) (福岡県)

経路概念図 クリックで拡大



濃い霞がかかった山頂からの眺め 麓は小倉の市街地

 
 労災病院方向への下山路 

 

@ 出発終着地 高臓山森林公園


A 作業道分岐


B 林道出会


C 作業道別れ

D 地図A 縦走路出会

山頂

E 労災病院分岐




F 労災病院手前 林道出会


山頂


2010年6月24日

 北九州市小倉南区の、高蔵山森林公園から山頂へ。帰りは往路を少し引き返して、労災病院コースへ周回した。距離は10.3km、所要時間は4:00であった。

 車で、県道25号沿いの沼本町から高蔵山森林公園へ向かう。九州自動車道の下を通り、舗装された林道を道なりに進むと、右側に道路の膨らみがあり、そこが駐車場(写真1)である。駐車スペースは車5〜6台ほどで、脇には森林公園の大きな案内板がある。

 駐車場から林道を南西へ進み、右へ大きくカーブする手前で作業道が分岐する(写真2)。分岐には道標があり道標にそって作業道へ進む。作業道からすぐ山道に入りジグザグに登ると林道に出る(写真3)。
 この林道は駐車場の手前、地図のHから分岐するもので、分岐点には車止めのゲートがあり、車は進入できない。

 林道を高蔵山の北を巻くように進んで高圧電線の下を通り、山道に入って少し登ると古い作業道に出る。地元の方によると、この作業道は、昔は馬車道として利用されていたそうである。

 作業道は454mピークを巻くように、ほぼ等高線に沿って延びている。作業道を進むと、徐々に足立山と戸ノ上山を結ぶ縦走路に近づき、最も近づいたところに目印がある。そこで作業道と別れ(写真4)、踏み跡を40mほど登ると地図のAで縦走路に出る(写真5)。

 縦走路を南西へ進み、帰りに下る労災病院への分岐を確認して足立山へ。期待をしていた山頂からの眺望は、霞がかかって今ひとつ。
 大気の状況が良いときは、周防灘や関門海峡の大パノラマが広がるが、この日は残念なことに全く見ることができない。

 山頂から往路を引き返し、先ほど確認した分岐(写真6)から労災病院の方向へ下る。自然林の中を通る尾根道は明瞭で心地よい。

 下山道はやがて尾根筋から離れ、進行方向が南西へ90度変わるあたりで若い人工林になる。人工林の林床には夏草が茂っているが、登山道の部分はきれいに開けられていて、歩くのに支障はない。

 人工林をしばらく下ると、舗装をされた林道に出会う(写真7)。そこからは林道を下り、労災病院の横を通って、地図のBで九州自動車道に出会う。ここで現在位置を地図のDと勘違いして、自動車道の下をくぐっり東側に進んでしまった。

 予定では地図のI〜Jを経てGに進む予定であったが、間違っていた進路を修正してDに戻ったところで周辺を観察すると、自動車道の側道のような道がE方向へ延びており、進んでみる。ところが、Eまで進んだところで側道かもしれないと思っていた道は舗装が終わり、そこから先は自動車道から離れて、山の方向へ延びている。

 Eで再び周辺を観察すると、すぐ横に高圧電線の鉄塔があり、鉄塔の下から延びる送電施設の巡視路の様な踏み跡を見つけた。地図を見ると、現在地のEから2本の送電線がG〜Hの間を通っており、見つけた踏み跡が巡視路であれば、出発地点に通じる林道に続いている可能性があると推測して、進んでみることにする。

 この踏み跡は明瞭で、あたりの状況からして、杣道と重なる巡視路のようである。踏み跡は途中で山の方向に分岐するが、等高線に沿った方向に進む。しばらく進むと登山道と同じようなテープの目印が現れ、点々と続く。この目印を着けたのは、私たちと同じように周回ルートとして歩いた登山者であろう。

 巡視路と思われる道を進み、Fで自動車道の側道のような舗装道路の終点に出会った。ここから舗装道路を自動車道に沿って進み、Gで林道に出会って出発地点に戻った。

ヤマツツジ


イボタノキ


オモト


オカトラノオ


ノバラ

 
 
スイカズラ

  
コナスビ

 
 
ヤマボウシ

ミズキ

 
ネズミモチ

 
トキワツユクサ


ドクダミ

 

ヨウシュヤマゴボウ

 
キイチゴ


両側にトーテムポールが立つ林道 地図のH地点

 
コマツナギ

 
ムラサキニガナ




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