仏頂山(868.7m)〜宝満山(829m)

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宝満山頂


霧に煙る仏頂山


写真1
一の鳥居手前の林道出会い地点
ここから左へ林道を進む



見頃のヤマツツジ


2010年6月19日

 太宰府市の竈神社から、うさぎ道を経て仏頂山へ。帰りは宝満山からキャンプセンター、女道を経て鳥追峠へ周回した。距離は11.1km、所要時間は5:15であった。

 竈神社から、宝満山への正面道を登る。一の鳥居の手前200mほどのところで林道に出会う(写真1)。ここで正面道と別れ、林道を左、北東方向へ300mほど進むと林道の支線が分岐する(写真2)。

 分岐点に道標はないが、よく見るとスギの立木に写真の目印がある。支線を進むとやがて山道になり、休堂跡、有智山城跡・北谷への道が分岐し、分岐にはいずれも道標がある。

 林道を横断するあたりから傾斜はやや急になり、中腹まで登ると自然林になる。霧に煙る登山道にはギンリョウソウが立ち上がり、イチヤクソウはちょうど見頃。

 さらに登ると昭和の森への登山道が分岐し(地図A)、そのすぐ先で河原谷を下って昭和の森へ通じる道が分岐する(地図B)。これらの分岐にも道標がある。

 尾根にそってなおも登ると、三郡山と宝満山を結ぶ縦走路に出い、30mほど先の仏頂山を往復して宝満山へ向かう。宝満山の山頂からは北西へ少し下って羅漢道に出会い、山頂をひと巡りするようにしてキャンプセンターへ。

 キャンプセンターから女道へ進み、途中で、登山道の状況を把握するために大谷尾根道までを往復する。
 女道を中宮跡へ向かい、中宮からは行者道を下る。急坂を下ると天狗道が分岐する。分岐には「天狗道は通行禁止」の看板が立てられている。

 さらに下るとカモシカ新道・旧道への道が分岐し、すぐ先が鳥追峠である。 ちなみに、この峠は二つの呼び名があり、太宰府市では「鳥追峠」筑紫野市では「鳥越峠」と呼ばれている。
 峠に設置されている複数の標識には、それぞれにどちらか
の名称が記載されている。
 なお、鳥追峠からは大石方向並びに愛嶽山方向への登山道も分岐する。
 鳥追峠から林道の支線を下り、往路に出会って出発地点に戻った。


写真2
林道の終点、正面道出会いまで
は、ここから200mほど



ギンリョウソウ


キリンソウ


まだ咲き続けているオドリコソウ


名残のヤブツバキ


イチヤクソウ


霧の中に姿を現したブナの大木


女道の側に立つ、恋がかなうと
言われる「敬愛の岩」





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