三郡山(935.9m) 福岡県

経路概念図 クリックで拡大


山頂

 
飯塚市から見た三郡山


@ 今回の登山口


A 地図の「谷コース・尾根コース分岐」地点


B 地図の「仏頂山方面分岐」地点


C 地図の「頭巾山分岐」地点


D 地図の専用車道出会地点


E 地図の「旧道分岐」地点

登山道沿いに幾つも現れる滝

2010年6月10日

 往路は筑紫野市柚須原から、宝満川を遡るルートを辿って山頂へ。帰りはレーダー管理の専用車道と重なる、九州自然歩道を下って出発地点に戻った。
 距離は10.3km、所要時間は4:30であった。

 今回の登山口は、柚須原から延びる林道の分岐点。道標にそって、林道の支線を進む。しばらく進むと山道になり、渓流に沿って登る。
 登山道は明瞭で、歩く人も多いようだ。谷コースと尾根コースの分岐点から、谷コースへ進む。道沿いには幾つもの滝が現れ、梅雨入り前のこの時期にしては水量が多い。

 渓流に沿って登ると、先ほど分かれた尾根コースが合流する。その先で仏頂山・宝満山への登山道が分岐し、さらにその先では、頭巾山への登山道が分岐する。これらの分岐点には、道標があって分かりやすい。

 登山道は、い、ろ二つの窯場(炭焼き窯)跡の標識を過ぎ、渓流の両側が切り立った岩になるところで渓流と別れ、右方向へ尾根を登る。
 急な坂を少し登って傾斜が緩やかになると、ほどなくレーダー管理の専用車道に出る。

 車道を北西へ300mほど進むと、宝満山方面からの縦走路と合流して、レーダーが立つ施設に着く。
 施設の間を直進し、北東側へ回り込んだところで若杉山方向からの縦走路と合流する。そこからは、ひと登りで山頂に着く。

 山頂からは、英彦山や脊振の山並みがかすかに見える。大気の状態が良いときは、遠く久住の山並みまで見えるが、この日は霞んで全く見ることはできない。
 この日の視程を知るために、帰宅後三郡山からこれらの山までの直線距離をPCで測ってみた。その結果、脊振山までは24.0km、英彦山33.0km、そして久住山までは80.2kmほどであった。

 山頂から東方向へフェンスに沿って進み、一周したところで往路に出会って車道を下る。
 予定では、途中から車道と別れ、白糸ノ滝分岐までは旧道を下るつもりであったが、うっかり分岐点を見落としてしまった。それも、地図のA、Bの2カ所である。

 見落としに気づいたのはBを少し下ってから。しかし、引き返すことはせずにそのまま下る。
 三つ目の分岐点では、道標を見つけて旧道に入る。旧道の踏み跡は明瞭で、自然林の中を下る。
 しばらく下ると、道標が立つ白糸ノ滝への分岐点に着く。分岐点のすぐ先で専用車道に出合い、車道を2.2kmほど下ると車止めのゲートに着く。

 ゲートの右横を通り抜け、さらに350mほど下って射撃場へ通じる車道に入り、出発地点に戻った。

ノコンギク

 
ミズタビラコ


セイヨウノコギリソウ

 
アカバナ


ヤマボウシ


タンナサワフタギ


オトシブミ(揺籃)
中では幼虫が育っている



ヤマツツジ

 


F 下山時に通った旧道


G 地図のゲート:レーダー管理専用車道




Back