馬見山(977.8m) 福岡県


山頂からの眺望

経路概念図 クリックで拡大

 
三角点のところにある
山頂標識



三角点の南東30mのところにある
山頂と九州自然歩道を示す標識


 
嘉麻市から見た馬見山


市道宮小路山瀬川線(旧称林道南嘉穂線)沿いの登山口


カンアオイ


  2010年5月30日

 馬見山の北麓、嘉麻市宮小路を通る市道宮小路山瀬川線、旧称林道南嘉穂線沿いにある登山口から、御神所岩、山頂を経て宇土浦越へ周回した。距離は7.1km、所要時間は3:50であった。

 市道沿いの登山口には、分かりやすい標柱がある。駐車場は登山口の西60mのところにあり、駐車スペースは15台ほど。

 登山口から良く保全された登山道を進む。一帯は人工林で遠望は利かないが、要所には道標が設置されている。

 しばらく登ると風穴を示す小さな説明プレートがあり、近づくと奥から水流の音がする。ここは谷筋に大きな花崗岩が堆積したところで、豊かな伏流水が流れているようだ。

 さらに登ると林道に出会う。林道を横切り、ブナ尾根への分岐を示す道標を見てしばらく進むと沢に出会う。
 そこから沢沿いに登り、自然木が多くなってくるとやがて御神所岩の下に着く。御神所岩は大きく、見上げると中ほどに祠がある。御神所岩の上は嘉麻市を一望できるビューポイント。麓に広がる田園地帯がモザイクのように見える。

 御神所岩から、急坂を200mほど登ると尾根に出る。そこから馬見山の三角点までは近く、三角点のそばには私製の山頂標識がある。三角点の南東30mのところには、県が設置した馬見山山頂と九州自然歩道を表す大きな標識があり、ここからは耳納連山や麦が黄色く色づいた筑紫平野を見渡せる。

 山頂から少し引き返して、宇土浦越へ向かう。このルートは馬見山から屏山へ通じる縦走路でもある。
 小さなピークを幾つか越えて、大きく下ると宇土浦越に着く。ここは十字路になっていて、直進すれば屏山、南に下れば馬見林道を経て国道500号に出る。
 宇土浦越から、北へ右折して登山口へ向かう。人工林の中を200mほど下ると、近くに細い流れがあって水場の標識がある。

 登山道は明瞭で、緩やかに下ると旧称林道南嘉穂線、現在は市道宮小路泉河内線から分岐する林道に出会う。林道を200mほど下ると前述の市道に出る。そこから、市道を東に進んで駐車場に戻った。

☆☆☆☆☆☆
道路の名称変更

林道南嘉穂線は平成16年、17年に市道に変更されている。
宮小路集落を北から南に通る、県道440号と旧林道南嘉穂線の交点から東は市道宮小路瀬川線、同じく西は宮小路泉河内線と変更されている。

ミズタビラコ

 

風穴 奥から水流の音が聞こえる


クサイチゴ
 

御神所岩の北側中ほどにある祠


タチツボスミレ

 
アリドオシ


御神所岩

 
ヒメレンゲ

 
 
マムシグサ

 

御神所岩から見た嘉麻市 麦の収穫と田植えの準備が進む
すぐ下の淡い緑は、リンゴやナシ、ブドウなどの果樹園



タツナミソウ

 
マルミノヤマゴボウ


ほとばしる渓流




 
 
コウリゾナ


サワギク

 

たくましく生きる古木


滴る緑

 



Back