一ノ岳(1124m)〜二ノ岳(1120m)〜犬ヶ岳:三ノ岳(1130.8m)〜釈迦岳(1040m) 福岡県 |
|||
経路概念図 クリックで拡大 |
犬ヶ岳 |
2010年4月25日 豊前市鳥井畑にある、求菩提資料館下の駐車場から恐渕コースを辿り、標記4座を経てウグイス谷へ周回した。 距離は13.0km、所要時間は7:20であった。 駐車場から岩岳川の左岸を進み、橋を渡って犬ヶ岳駐車場の前を通る。犬ヶ岳駐車場のすぐ先で道は二つに分かれるが、今回は右、恐渕コースへの道を辿る。左は下山で利用するウグイス谷への道。 林道を進んで山道になると、色とりどりに萌える木々の新芽が山肌を美しく染めている。 登山道は谷に沿って登り、オオキツネノカミソリの大きな群落の中を通る。 恐渕を過ぎ、橋を渡ってしばらく登ると渡渉地点に着く。川の水量はやや多めであるが、流れを渡るのに支障はなく、飛び石を伝って渡る。 渡渉地点からしばらくは滑りやすい岩場が続き、注意をしながら登る。 前回ここを下った時は、滑りそうで少々緊張したが、今回は登りであり、大きな緊張を強いられることもなく通過。 沢音が聞こえなくなってしばらく登ると、経読み林道に出会う。そこには道標があり、林道を南へ200mほど進んだところで再び登山道に入る。 林道から400mほど登ると大竿峠に出る。大竿峠から、稜線を西へ500mほどで一ノ岳に着く。一ノ岳は野峠と求菩提山への分岐点であり、耶馬渓方面の山並みが見える。 一ノ岳から大竿峠へ引き返し、二ノ岳へ向かう。稜線はムシカリの花が見頃で、心も和む。 二ノ岳は鈍頂で標識はなく、地図を見なければ気づかずに通り過ぎてしまいそうなところである。 二ノ岳から一旦下って登り返すと、犬ヶ岳の山頂である。山頂には、避難小屋を兼ねた石積みの展望台があり、展望台に登ると、樹木の枝越に英彦山や耶馬渓方面の山影が少し見える。 犬ヶ岳から稜線を東へ下り、少し登り返したところが釈迦岳であるが、ここにも山頂標識はなく、釈迦岳とは気づきにくい。釈迦岳から軽く下って登り返し、さらに下ると笈吊峠に着く。 犬ヶ岳を過ぎたあたりからシャクナゲが現れ始め、笈吊峠付近まで続く。シャクナゲのつぼみは全体的に見ると少ないが、木によっては程々に着いているものもあり、花の時期が楽しみだ。 笈吊峠から、ウグイス谷へ向かう。道標にそって、北へ500mほど下ると経読林道に出会う。林道を北東方向へ600mほど進んだところがウグイス谷への分岐。そこには、大きな道標がある。 道標にそってウグイス谷を下り、経読林道から600mほど下ると林道の終点に出会う。 そこからは林道を下り、犬ヶ岳登山口駐車場の横を通る。犬ヶ岳登山口からは、岩岳川右岸の舗装道路を歩いて出発地点に戻った。 |
|
犬ヶ岳山頂の避難小屋を兼ねた展望台 |
|||
岩岳川の新緑 |
色とりどりに萌える山肌 |
||
オオキツネノカミソリの群落 |
恐渕の先にある橋 |
||
豊前市と地元の方々で行われた登山道の整備 処理された登山道を塞ぐ倒木 |
鎖が架けられている渡渉地点 増水時は注意 |
夫婦渕の滝 |
|
ブナ林 |
一ノ岳山頂 |
||
朝一番の光りを浴びる若葉 |
見頃を迎えたムシカリの花 |
○○○スミレ |
|
クロモジ |
ブナの芽ぶき |
ハシリドコロ |
|
x 特に早い一本のシャクナゲ |
シャクナゲの多くはこの状態 |
ツルシキミ |
|
目の前に現れたアナグマ→そしてのんびりくつろぐ |
|||
Back |