古処山(859.5m) 福岡県

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山頂


春霞の古処山


2010年3月14日

 朝倉市秋月から山頂を経て、八丁越へ通じる古道へ周回した。距離は8.7km、所要時間は3:40であった。

 この日のめあては春の花。渓流に沿って登る。この春は雨の日が多く、途中にある水船では水が豊かに流れ出している。

 水船を過ぎるあたりからコショウノキが現れはじめ、花はちょうど見頃。コショウノキはジンチョウゲの仲間で、顔を近づけると良い香りが漂ってくる。

 山頂からのながめは春霞でぼんやり。一息入れて、八丁越方向へ下る。途中では、ホソバナコバイモが初々しく咲き始め、キブシの花穂もたくさん下がっている。

 登山道はやがて人工林の中を下る。一旦国道に出て、国道を500mほど下ったろころからから八丁越への古道に入り、古道を下って登山口に戻った。

 古処山では春の花が咲き、これから本格的な登山シーズンを迎える。



満開のコショウノキ


背丈ほどの石灰岩の上に埋め込
まれている古処山の四等三角点



咲き始めたホソバナコバイモ





キツネノカミソリの若葉


登山道沿いの石仏


豊かに流れ出す水船


ジロボウウンゴサク


キブシ




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